練習のおかげで、皆踊りが上手になって結構なことです。特にちびっ子は、昨年に比べて見違えるほど上手になりました。

 夏の本番が楽しみです。今年は、また、選抜阿波踊りの審査を行い選抜連の見直しを行うといったこともあり、練習の成果を発揮するよい機会になってよかったと思います。

 特に今年の審査会は、市内の連、郡部の連一同に会して実施するということであり、分かりやすい、審査会になると思います。当然失敗は許されません。(練習どおりの舞台ができれば十分です。練習以上の力は出るわけがないのですから。練習のとおりで毎年選抜されているのです。)


 ここで、また、タイコのおっさんの持論を書かせてもらいます。
 おっさんが考えるのに、観光客への「見せる踊り」を止めたら、もっと、おもっしょうに自由に生き生き踊れると思うけんど。? 
 連全員が指の先まで揃うて踊ったら、綺麗に見えるのは知っとる。ほんで、観光客に愛想の作り笑いをして桟敷の中をジグザグしたり、四角の集まりを三角にしたり、腰を上げたり下げたり、ほんまに、くたびれるなあ。
 派手な衣装着て、なんぼ上手に踊っても、所詮は作りもんは作りもんでよ。練習はせんでも心から踊り手が楽しく踊りたいと思って踊ることが「本物の阿波踊り」とちゃうで。(阿波踊りは練習をした上手な人だけのものでないでよ。)
 本来阿波踊りは、老若男女の別なく、ましてや、踊りが、上手いとか下手くそとかは関係ないな。夏に、みんなが思いっきり踊るのが、「徳島の阿波踊り」でよ。
 これ崩したら、この頃どこでもやっとる阿波踊りと一緒やな。(よその方が、この頃あか抜けして綺麗でよ。)
 どうせなら本物の400年の歴史を感じさせる、踊りを県外の人に観てもらえたら最高やな。




 新町橋の南(平成20年8月15日)